内科でよく相談される症状
- 「風邪」症状
- 全身倦怠感・疲れやすい
- 体重減少・体重増加
- 長く続く咳
- 息切れ
- 動悸
- むくみ
- しびれ
- 便秘
- くりかえす頭痛
- くりかえす腹痛
- くりかえす関節の痛み
などがあります。
仙台みらい内科では、中学生以上の方の内科診療に対応します。
当院では、病歴聴取、身体診察、
*心臓血管系の疾患を疑う症状は「循環器内科」のページをご覧ください。
健診データと二次精査
就業時健診、基礎健診、特定健診などで自覚していなかった健康上の問題や、血液検査での脂質異常や心電図検査の異常などを指摘されたものの、その後の対応をどこで行ったら良いか判断がつかず、そのままになっている方も多いと思います。検査異常の中には重要な問題が潜んでいる場合もあります。
仙台みらい内科では健診で指摘された変化や異常に対して、必要
仙台駅からのアクセスも良好で病院より短い時間で二次精査に対応
何かお困りのことや健康に関するご相談がございましたら、いつでもお気軽にご連絡ください。
自覚症状が乏しいものの長期的には重大な問題につながる状態
高血圧症
血液が移動する血管内の圧力である血圧は、昼夜で変動しつつ、食事や運動など行動でも変動して、身体の血流の維持に対応しています。運動などで一時的に血圧が上昇することは体内では常に発生しており、血圧が高いということのみで、通常は生命に対する影響が高いとは言えません。しかし安静時も血圧が高い状態が続く場合は、運動時など1日の間にはさらに高い状態となり、心臓や血管に負担を与え続けることになり、短期的には不整脈、長期的には動脈硬化性の変化を生じ、脳卒中や心不全などの原因となっていき、高血圧症として治療対象となります。
高血圧症の多くは「本態性」といわれる複合的な原因で発生するとされ、年齢と共に血圧の値が上昇する場合が多いですが、何らかの特定の原因によって発生する二次性高血圧症もあります。二次性高血圧症には睡眠時無呼吸や、血圧をあげるホルモンの一つのアルドステロンを作る細胞が増えておこる原発性アルドステロン症などがあり、二次性高血圧症の場合は、薬物のみの治療では効果が乏しく、それぞれの原因に対する根本治療が必要になります。
当院では二次性高圧症を含む血圧異常に対して、単に血圧の値を下げるだけではなく、根本から身体の負担を減らす治療を目指しています。
脂質異常症
仙台みらい内科では心血管疾患や脳卒中の原因となる動脈硬化の発生要因である脂質異常症の治療に特に力を入れています。
食事で得られた栄養中の脂肪分は腸から吸収され腸管や肝臓で移動と利用しやすい形にされて血液を移動します。この移動する形の一つに脂質と蛋白で構成されたリポ蛋白があります。リポ蛋白にはその内容や大きさからいくつかの種類に分けられ、その中のLDLコレステロールと呼ばれるものが血液中で多い状態が続くと、他の脂質、喫煙や高血圧、糖尿病とも関連しながら、動脈硬化が発生し悪化することが知られています。そして動脈硬化は脳梗塞や心筋梗塞、大動脈瘤などの原因となっていきます。
脂質異常症の原因は、大きく3つの状況が挙げられます。
- 生活習慣の乱れ
カロリーオーバー・動物性脂質や糖分の過剰摂取、運動不足・内臓脂肪型肥満、喫煙、飲酒など - 他の病気の影響
糖尿病・甲状腺機能低下症・慢性腎臓病など他の病気の合併症として、脂質異常症を発症することがあります。これを二次性脂質異常といいます。 - 遺伝的素因
LDLコレステロールの処理機能に異常がある遺伝子をもっていると、生活習慣に問題がなくても脂質異常症を発症する場合があります。「家族性高コレステロール血症」などがあります。最近日本人においても300人に1人程度と高頻度に潜在していることが判明しています。
脂質異常症の原因は1つとは限らず、複数の原因が絡み合い発症します。脂質異常症になりやすい遺伝的素因を持っていても、食事や生活習慣に気を配りながら適切な薬物治療を継続することで動脈硬化の進展を抑えることができます。
当院では、患者さんのライフスタイルを把握し、まずは原因を見極めることに注力します。
そして既に潜在している動脈硬化の状態を調べる検査も行い、患者さんお一人お一人に合わせた脂質異常症の治療法を選択していきます。
*当院では遺伝的素因に関しても日本国内の専門機関と協力して精査することができます。
糖尿病
糖尿病は、膵臓から出て血液中の糖をコントロールするインスリンの作用の不足によって、血液中の糖が多い状態(高血糖)が続くことによって発生し、眼や腎臓、神経の働きが低下していく病気です。インスリンの作用の不足には、多く分けて1)膵臓からのインスリン分泌が低下する場合と、2)肥満や肝障害などによってインスリンの効果が下がる状態があります。
糖尿病の治療は、短期間での悪化を予防しながら、長期的には眼の網膜の障害による失明、腎臓の機能低下よる透析治療への移行、神経障害や動脈硬化の悪化を防ぐことにあります。
当院では、初期糖尿病や軽症糖尿病の診断と治療にあたりながら、糖尿病専門医と連携した治療を行います。
尿酸値異常・痛風
尿酸は身体のエネルギー保持する物質や遺伝情報の核酸の構成成分のプリン体の分解産物です。尿酸が多く産生されたり、尿への排出が下がると血液中の尿酸の値が高まります。尿酸の値が高い状態が長期間持続すると痛風関節炎や腎障害、尿路結石などは発症しやすいこととが知られます。尿酸値が高い状態(8.0㎎/dl以上)では、痛風関節炎が再発しやすく関節の障害が悪化したり、肥満、メタボリックシンドローム、糖尿病、高血圧症、心房細動、冠動脈疾患発症の危険因子であることもしられています。
当院では痛風関節炎時の痛みのコントロールの上、尿酸値の上昇が上昇しないように生活習慣の変化の支援、薬物治療を行います。
アルコール関連肝疾患・脂肪性肝疾患
飲酒によるアルコールの直接あるいは関連する病態で肝細胞が障害されるアルコール関連肝疾患、肥満や糖尿病など栄養代謝の異常から肝細胞が障害される脂肪性肝疾患があります。初期には血液検査での肝酵素値の異常のみの認識であっても長期的には肝細胞の脱落から肝臓内の線維化が進み、肝硬変への進展する場合があることも知られています。「脂肪肝」として油断してはいけない病態となります。
当院では超音波検査での線維化指標を用いて、脂肪性肝疾患の進行がないか経過観察を行いながら、必要に応じて肝臓専門医に紹介していく体制を整えています。
閉塞性睡眠時無呼吸
睡眠中に呼吸をしたいにもかかわらず、空気の通り道である喉を支える筋肉の緊張が周期的に低下し空気が通過できない状態となり、結果として呼吸が妨げられたり、できなくなったりする状態がおこると閉塞性睡眠時無呼吸と呼ばれます。その結果睡眠中に酸素の取り込みが低下し、睡眠が分断され、身体が緊張状態となり、日中の眠気や居眠りが起こりやすくなり、運転中も含めて事故が増加したり、高血圧、糖尿病、脳卒中や心不全などの発生も増加し、重症の場合は生命予後の短縮がみられることも知られています。
当院ではご自宅で負担少なく睡眠時無呼吸の有無を検出する腕時計型の睡眠ポリグラフ検査を提供しています。また重症度評価に関しては、仙台市内の専門医療機関に紹介しています。
閉塞性睡眠時無呼吸に関しては、その病態に応じていくつかの治療があります。高度な閉塞性無呼吸に対して確実な効果が得られるとされるのが、持続陽圧換気療法CPAPです。CPAPは睡眠中に鼻に密着させたマスクを通じて圧縮した空気を送り込み、呼吸に合わせて一定の圧を加えること空気の通り道の閉塞を防ぐ治療法です。当院ではご自宅でのCPAP治療に対応しています。またCPAP単独で治療効果得られない場合は、専門医療機関に紹介しています。
当院は、仙台駅から3分の場所にあり仙台市内、宮城県内からの受診が容易です。保険診療でCPAP治療の継続には定期受診が必要となりますが、当院をCPAPの継続診療の医療機関としていただくことができます。